母の病気を振り返る。。

先日に他界した母の病気について。。

十数年前に糖尿病を患う。

これは食生活が原因かもしれないと本人が言っていた記憶がある。

そこから循環器系の疾病に進んでいくことになる。

次に重症になったのが心臓。

そもそも高血圧であった所に糖尿病が加わり心臓に負担が掛かったために肥大し、心臓の弁がダメになり、その弁を人工のものに替える手術を受ける。

今も覚えているが、その弁の寿命ってヤツが金属製の弁と軟質製の弁の選択があった。

特性的には金属製の方が長く使えるが、体の負担は少しある。軟質製のものは負担が少ないが使用できる期間が数年で交換する必要がある。

結果は金属製を選択する。その時の年齢は確か60歳半ばくらい。軟質製のものを使用した場合、70歳くらいで再度の交換手術はムリがあるだろうと言う理由であった。

手術は成功。

ただ、糖尿病により腎臓も悪くなって透析をしなくてはならない状況になる。

これによって心臓手術後以降、外出などはできない状態で食事も制限食になった。

そこから体の調子が悪くなり入退院を繰り返す事になる。

長期間の入院もあって足腰が弱り自力では立てなくなる。

覚えている疾患は

骨が弱る(骨粗鬆症)、寝ているだけだったが腰骨骨折。

それと床ずれもひどい時があった。

そして近年は認知症もあり、あまり会話もできない状況であった。

医師から言われていたのだが、体中の血管がもうボロボロでレントゲンで血管が白く映るほどに傷んでおり、余命は幾ばくもないとの事。

そして先日、長い間の闘病生活から解放された。79歳。

息子の私の感情であるが、母の晩年は病気との闘いが常だった、さぞ苦しい時間が多かったと思う。

母を失った悲しみも大きいが、母の苦心が解放されたと思うと安堵の気持ちもある。

それと、親を見送れた事もほっとしている。

今年、妻と亡くし、次に母を亡くした。

今の心境は複雑である。

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