今日の出勤時に読んだ記事から。。
延命治療を選択するか自然死を待つかの選択、、
記事は某テレビ番組の内容であった。
人それぞれに死を直面する時があると思う。その時にどう考えるか。
私も今年、妻そして母を見送る事を経験した。
最期の治療をどうするかということ・・・
今の医療はもの凄く進んでいる。人口心臓や呼吸器など。。
死を迎える時はこの身体機能が体力が尽きると同時に停止し死を迎える事になるのだが、延命治療を選択すると可能な限りの事がなされる。。
私の場合・・
妻とはガンの発症前よりそのような話題の話を交わしていた・・お互いその時が来たら延命治療はしないようにしようと。
命が尽きる事は耐え難い悲しみと辛さがあるが、それ以上に延命治療時の姿を子供らに見せることが本人からすれば辛い事であるためである。
実は妻の母が数年前に他界した際、最期は延命治療を施した。
口には呼吸管を入れ、その他いろんな治療機器を身体に付けられていた。その姿は子供(妻)からすればもの凄く辛く見えた。
妻曰く、できれば楽にしてあげたい・・・この言葉が私に残っている。
そんな経験もあって夫婦間では、もしもの時は延命治療はしない事にしようと交したのである。
ただ、最期はどこで過ごすか(看取るか)は違った意味で重い選択であるが・・。
母の最期。
母の場合、延命治療をどうするかの話は兄とで会話した。結論は延命治療はしない選択。
母は長い間の療養生活であった。糖尿病発症から十数年間、食べる事・動く事がままならない生活が長く、ほとんどが入院生活であった。
私自身は早く楽にさせてあげたいとずっと思っていた。
そして実際に延命治療の選択をする時が来て、兄はどう考えているのだろうかと。。
結果は兄も同じ思いであった。
人の最期はそれぞれに違うだろうし、家族や兄弟の考え方もそれぞれだと思う。
ただ本人がその時に選択できないのは確かである。
後で幸せだったと思える事が大事。
私も子供にそう言う会話をする時が来るのだろう。