昨日、テレビから聞こえてきた。
ある報道番組で在宅医療での看取りと言う出だしであった。
妻の旅立ちを思い出します。
私も妻の最後は自宅での在宅医療で娘と一緒に看取ることを選択し経験した者の一人なのです。
ただ昨夜、たまたま娘と一緒にテレビの前にいたタイミングで流れていた番組だったので、この話題に触れるベキか悩みました。
実際には違う事をしていたので、話題に触れることなく、時をすごしたのですが、娘はその時何を想っていたのか・・・。
ちなみに娘もその話題に関しては何も話さなかった。
自宅での看取りって言うのは、最初は悩みました。
母が苦しんでいる姿を娘がどう思うのか。日々衰弱していく母を見てどう感じるのか・・。
実際、最後は眠剤を投与し眠ったまま静かに旅立ったのですが、眠剤を投与する直前の辛い状態は私も本当に辛くとても長い時間であったような記憶です。
それと、在宅医療と言っても結構高額な費用が掛かりました。
最後は主治医が1日に2回、看護師さんは3回くらい様子を見に来てくれたのですが、これが、請求に反映していたので、もしかすれば入院した方が費用は安かったのかもしれません。
話を戻しますが、自宅での看取りで良かったのか・・まだ判断ができていないのもあります。
在宅医療は主治医の勧めでもありました。
最期を自宅で過ごす意味は妻にとっても安楽な気持ちになれるのではとの事で提案を頂き、私もそれを納得しての受入でした。
ただ、本当に大変だったのも事実です。
たぶん、最後の1週間は不眠で寄り添っていた事を思い出します。
今、少し辛くなってきたので、この辺で・・。
また機会を見てこの時の事を書いてみたいと思います。